桐朋学園小学校の試験内容

桐朋学園小学校の試験内容

一般的な小学校の入学試験といったとき、ペーパーテストと親の面談をイメージされる人は多いのではないでしょうか。しかし、東京の国立市にある桐朋学園小学校の試験内容は、これらのテストや面談はなく2日間にわたりいくつかの課題を与え、それにこたえる形で進められるのが特徴です。ちなみに、桐朋学園小学校は通信簿がないのも特徴の一つで、一人ひとりの子供が自ら取り組むことを重視しているためです。そのため、テストのための勉強といった視点を嫌う傾向があること、年に2度行われる個人面談が子供の評価を把握する場になるなど、入試時の試験にも同様なことが行われるのが特徴といえましょう。
1日目は、巧緻性を試すものと形や指示を使い制作する課題が与えられます。2日目は約束を守りゲームで遊ぶものと言われた通り行動する指示行動の2つの課題が与えられる、それぞれ1時間の中で子供の素質や性格などをチェックするような試験内容になっています。

他校の滑り止め受験を行うときのポイント

桐朋学園小学校は一般的な小学校の受験とは異なり、ペーパーテストなどがないのが特徴です。
入試の内容には課題が与えられ2日間でその課題に対してどのように取り組むのかをテストします。そのため、桐朋学園小学校を滑り止めで受験するときには、どのような課題が与えられるのか把握することも大切です。例えば、今日はお祭りで魚釣りや輪投げゲームをみんなで楽しもう、魚は2匹釣れたときには次のお友達に交代して輪投げのときにはこの線よりも手前で投げないようにしましょう、このような指示が子供たちに与えられます。子供たちはその指示通りの行動ができるのか否かを観察するといった試験内容です。子供はお祭りといった楽しい雰囲気の中で魚釣りの場所を独占してしまうかもしれない、輪投げを成功させたいため決められた線をまたいでしまうこともある、子供たちがどのような行動をとるのか観察すると同時に指示通りできるのか否かをチェック試験が行われます。